「あぜ道のダンディ」を見て 2011年6月19日@新宿テアトル 自分の親父に対比して考えさせられた度★★★★☆
だいぶ遅れてしまったが、見た映画はほぼ全部書こうと思う。
満島ひかり主演「川の底からこんにちは」の石井裕也監督(現 満島ひかりの夫)の最新作として閲覧。
前作もとにかく印象的なものだったが、今回もとても感じさせられてしまった。
最初のうちはテンポが遅く、心配になってしまうのだが、
途中から引き込まれていった。
母親が他界し、父親一筋で高校生の二人の子供を育てる父親が主人公。
子供を育てなければという愛情はあるが、
安月給のため、必死に働くも、なかなかうだつがあがらない。
しかも不器用で、コミュニケーションもうまくない。
そんな理由で、 子供たちとのぎくしゃくとした関係。
無事東京の大学に二人とも合格して一人暮らし先を選ぶが
そこは、経済的観点を重視。
子供たち同士で、父親一人手な所は理解しあっていて、きちんと家族の思いはつながっている。
平凡に見えるストーリーも、自分と照らしあわせてぐんぐん迫ってきて、
いろいろなことを感じさせてくれる。
自らの父親が、これまでどれだけいろいろ教えてくれてきたのか、
もう父親から教わることはないという感じでつっぱねている自らの日常、
自分が父親になったときに、
どう接してあげられるのか、
何を教えてあげられるのか、
そして、今の自分の歳になったときに、どう接してもらえるのか。
いつも思うのは、
結局、映画や小説というものは、どれだけ、いろんなことを感じさせるか・考えさせるかだと思う。
常に、自分にいろんなことを感じさせてくれるものを探している。
確かに派手なアクションで総会になる映画もあり、その効能も知っているが、
それは単なるエンタメであり、
心が求めるものとは別物だ。
自分の人生をもってして、普段感じないことを感じさせてもらう。
そういうことを大事にしたい。
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