2011年2月17日木曜日

2011年2月7日月曜日

「ウォール・ストリート」を見て

「ウォール・ストリート」見ました。@2011年2月6日@TOEIシネマズ六本木 (ネタバレなし)

 

単刀直入に言うと、

自分はこのような人生を送りたくない、という直感。

 

資本主義の権化、金を操り、欲を実現し、

そして、金に人生を振り回される。

 

"Is Greed Good?" (欲は善か?)というのが軸になっているが、

その疑問を真剣に考えるポジションにいたることもしたくない。

(欲=巨万の富を得たいというそれとして)

 

金は金でしかない。

これを見てさらに思った。とても、数字で、デジタルなもの。

投資で得た利益は、通帳上や画面上の数字の羅列でしかなく、

「自らのアウトプット」によるそれではない。

 

投資というビジネスは、

(企業と投資主をつなぐ世の中のためになるものというのではなく)

"人間間のゲーム” といわれたのは、納得し、同時に儚いと思ってしまった。

 

自分は自分による活動の(正当な)対価としての利益を得られるだけでいい。

むしろ、それよりも大事にしたいのは、いろんなことを感じてもらいたいという気持ち。

 

そういう動機でいる。

 

そう考えると、

主人公である"ウォールストリートガイ"を取り巻く人々と環境が(金による欲や私情によって)めまぐるしく変わる様子については、すごく冷淡に見ていながら、同じ職の父を心の遠くにやっている婚約者であるヒロイン、ウィニーに感情移入し、その立場から冷静に見てみたのかもしれない。

 

ラストの彼女のやるかたない状況からの、やるせない表情は、

一瞬疑問だったが、徐々に腹に落ちてきた。

とにかく、ウィニー役のキャリー・マリガンがとても魅力的。感情がとても伝わってくる名演だと思う。

(彼女の信条がわかるリンク:http://news.livedoor.com/article/detail/5241478/)

 

 

という、メインの鑑賞ポイントには引っかかっていない 一閲覧者でした。

 

それはさておき、映像やストーリーはしっかり練られた感がとてもあった。

時折挟み込まれるCG映像 による技術的解説は唐突だが、

複数回はさまれる空撮は映画ならではで金かかってるな、と思う。

詰め込みすぎてわかりづらいところもあったが、「大作感」の後味が残る。

 

「インビクタス」を見て

 映画三昧ウィーケンド。

「インビクタス」見ました@DVD ★★☆☆☆

 

歴史モノ、スポーツモノ、ヒューマンドラマモノ。

 

28年間刑務所暮らし後、南ア大統領に選出される主人公。

黒人と白人の間の溝を埋めていく作業は、

想像するよりも、そして、映像になっているよりも、ずっとずっと大変だったんだろうと思う。

 

まだ混乱する国の大統領として、 さまざまな言葉に説得力があった。

ラグビーを通じて、溝を埋めていこうとする考えもわかる。

 

 

しかし、かなり自分の「なぜ」 に答えてくれるものではなかった。

大統領の周辺で起こる出来事たちが、彼の思い通りに進んでいくのを

彼の目線で追っていく様子に、疑問を抱いてしまった。

国や、政治や、群集の動き方というのは、もっとものすごく複雑なのに、

とてつもなくシンプルにして、感動的映画になってしまったという感じ。

 

素直に見ていられない自分に。感慨ひとしお。。。

 

2011年2月2日水曜日

(転載)Heineken The Entrance

Heineken 「The Entrance」

見てるとセンスの良さが伝わってくる。

じんわり来る後味に映像制作のうまさを垣間見た。

 

2011年2月1日火曜日

(転載)Joshua Radin - 'I'd Rather be with you' Music Video HD

「冷たい熱帯魚」を見て ★★★★☆

「冷たい熱帯魚」見ました。 2011年1月30日@テアトル新宿 ★★★★☆

 

公開二日目の午後でも立ち見。

都内は新宿のみ、後は横浜までいかなければならないからか。

 

良くも悪くもとにかく猛毒。

この猛毒を消化できない人は間違いなく不快になるに違いない。

残酷な手法や、汚い言葉遣い、乱れたエロス、、、

 

このような尖った作品は好きだ。

「尖らないと意味がない」と思っていた時代の自分の何かを思い出す。

 

緊迫している状態で繰り出されるふとしたギャグに笑ってしまう皆の様子は

主人公の追い詰められた状況を反映してか、どことなく申し訳ない。

それがまた痛快だったりする。

 

この作品の主人公たちも反面教師だといえる。

そこから活きる活力を感じる人も多いに違いない。

 

 ただ、自分が一番に感じたのは、

(悪人)沼田の人物像だ。

(社本がまじめで自分を押し殺して生きてきた典型的な非実現型とするならば、)

沼田は、犯罪も女も、自らがやりたいものをどんどん実現していく実現型。

台詞にもあったが、この対比が痛快でたまらない。

監督の強すぎるメッセージは(まだあえて曖昧にしておくが)ココにある 。

 

そういう沼田は、人の気持ちを操る技に長けているのもニクい。

人の悩みや弱みに共感し気持ちに入り込んだ挙句、

その人を完全に操る。

それなりの年なのに、若い女をたぶらかせるのにはそういうわけがある。

 

 

自分の精神状態がべストコンディションではなかったためか、

読後感は100%すっきりすることはなかったが、

しっかり伝わってきたものはあった。

 

監督の音楽センスもとても好き。

 

万人ウケはしないが、

賛否両論含めて、これは必見といわざるを得ない。