「私を離さないで」を見て 2011年4月1日@Bunkamura ル・シネマ ★★☆☆☆
【ネタばれですが、読んだほうが見ごたえは増すと思いますw】
「映画史上語られたことない秘密」 なんてお得意のヒキ文句に言われて、
確実に期待はずれになるから期待しないで見ようと思ったけれど、
結局期待はずれに終わってしまった。
そもそもは、ウォールストリートで知った、キャリー・マリガン の演技見たさに行ってみた。
確かに、彼女の演技には、入り込むものがあるというのはこの作品でもすばらしいもだった。
嫉妬により、幼少のころ彼氏候補を取られた親友との心のやり取りは、
女子ならずとも苦しいものがあったし、
少し賢く、空気を読むさま、冷静に状況を先見する力があるさまを、
彼女はうまく表現できていた。
自然すぎて、
演技というものが、とてもプロフェッショナルな技術だと思いさえした。
それはある程度堪能できたのだが、
問題はそこではない。
ひとえに気になるのは、
結構暗いテーマを扱うこの映画を軽々しく誘う誘い文句だ。
中身を語ってしまっては、来客が減るというのはわかるが、
ここまでだと、なんの映画かもわからずに来てしまう。
「秘密」 って何だろうと、大掛かりなサスペンス的に来てしまう。
「私を離さないで」 というタイトルから、恋物語だけを想像してしまう。(自分だけ?)
(タイトルの和訳も微妙に思えてしまう。"Never Let Me Go”を恋的なニュアンスの強い邦題に訳してしまったのは正解なのだろうか。。。オリジナルのほうがたくさんの解釈が存在できる気がする。。。)
この物語は、両方を混ぜて、そして、その淡い(脆い) 3人の人間関係を描いたものだ。
ひどい運命とそれに必死で抗おうとする若者たちの苦悩。
きちんとDNAクローンとして誕生し、若くしてドナー生命を全うするという苦しい人生の主人公たち
の話だと思って見たかった。
ホントに予告篇がぜんぜん違う。
(しまいには、日本語版の字幕にあきれてきた。。。)
やはり映画を見るときの、気持ちって大切。
それに至らせる、前情報も。
映画の話じゃなくても、おなじだよね。
気をつけよう。
海外版予告編
日本版予告編
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